ライフスタイルや住み良い環境へと住宅を改装するリノベーション。
元の家の良い部分を残しつつ、より良いものへと生まれ変わらせるというのは、非常に魅力的ですよね。
ですが、いざリノベーションをするために会社や業者を探してみたものの、何を基準にして選んだらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
このページではリノベーション会社の選び方について、一から解説していきます。
あなたにピッタリのリノベーション会社を選ぶには、まずはあなたのリノベーションタイプを明確にしたうえで、会社を探すことが重要です。
あなたがどんなタイプに当てはまるのか、そしてどういう探し方があるのか、それぞれチェックしていきましょう。
リノベーション会社を選ぶ前に、まずはあなたが希望しているリノベーションのタイプを見極めましょう。
住居の形態とリノベーションの方向性を考えることで、あなたのリノベーションタイプが見えてきます。
住居の形態
リノベーションの方向性
戸建てのリノベーションは、賃貸でのリノベーションに比べると自由度が高く、様々な工法を用いることができるのが特徴です。
建築に用いている素材や建て方によって工法も変わりますが、主に木造軸組工法や2×4(ツーバイフォー)工法、プレハブ工法などが用いられています。
また、戸建てのリノベーションでは増築も可能ですが、建築基準法や都市計画法など、法の制約によって思い通りのリノベーションが行えない可能性もあるので、事前にリノベーション業者の方とよく相談しておくことをおすすめします。
ちなみに木造軸組工法は、日本の伝統的な家の組み方で柔軟性が高い工法、北米生まれの2×4(ツーバイフォー)工法は耐荷重や断熱性に強みをもった機能的な工法、プレハブ工法は比較的工期が短く済む工法となっています。
マンションなどの集合住宅でのリノベーションは、管理規約や構造上の問題といった制約を受けることが多く、リノベーションの実施が難しいケースが多いです。
例えば、リノベーションの際に壁を壊して取り替えたり、骨組みをつけ足したりといった作業がありますが、マンションの構造上の問題で壁を壊すことができなかったり、骨組みをつけ足すのに土台の強度が足りなかったりして施工を行えないといったことも珍しくありません。
加えて、水道管などの配管の位置によって改築範囲が限られるケースや管理規約でそもそもリノベーション自体を許可していないケースもあります。
賃貸住宅でのリノベーションを検討している方は、業者の方だけではなく、管理者の方とも相談して決めるようにしてくださいね。
さて、次にリノベーションの方向性についてです。
中古物件などの購入とリノベーションを合わせて実施するパターンでは、低価格できれいな家に住めるメリットがあります。
中古物件のリノベーションでは新築の物件を購入するよりも、安く済むということも珍しくありません。
ただ、住居の建て方や素材の老朽化によっては自分の理想のリノベーションを実現できない可能性もあるので、業者の方に相談してアドバイスをもらってみるのがいいでしょう。
中古住宅の紹介から物件のリノベーションまでワンストップで対応してくれる会社もあるので、そういった会社を探してみるのもいいでしょう。
物件調査からデザインまで一貫して携われるので、齟齬がなくなります。
既に住んでいるお住まいをリノベーションするケースでは、「子供の成長に合わせて部屋の間取りを組み替えたい」「窓が無くて暗い廊下を明るくしたい…」など、生活環境に合わせた改善できるのがメリットです。
改築したい部分や修繕の目的などのリストを作っておくのもいいかもしれません。
また、リノベーションに際して、助成金を受けられることもあるので、お住まいの地域のホームページや役場で確認してみるといいでしょう。
リノベーションをする対象の住居が戸建てなのかマンションなのか、そして、既に住んでいる住居をリノベーションするのか、購入と同時のリノベーションを予定しているのか、それぞれ明確にしたうえで次のステップに進みましょう。
折り込みチラシにとどまらず、インターネットで探してみてもリノベーション会社は沢山あります。
では実際にどういったポイントを目安に選ぶのがいいのでしょうか?リノベーション会社を選ぶうえで注意するポイントは以下の4つです。
折り込みチラシにとどまらず、インターネットで探してみてもリノベーション会社は沢山あります。
では実際にどういったポイントを目安に選ぶのがいいのでしょうか?リノベーション会社を選ぶうえで注意するポイントは以下の4つです。
一つずつ観点別にみていきましょう。
自分が思い描いている改修内容と依頼するリノベーション会社の得意分野が一致していることは非常に重要です。
というのも、一口にリノベーション会社といっても様々で、デザイン性に強みを持っている会社や耐震設計を得意としている会社、水回りの改修を得意としている会社など、その会社の得意分野によって特徴が大きく異なります。
ですから、リノベーション会社を選ぶさいには施工事例や会社概要などを参考にして、自分の希望しているリノベーションの内容と会社の得意分野がマッチしているかを見極めるようにしましょう。
得意分野といっても、単に施工のテイストなどだけではなく、不動産仲介に強いリノベーション業者なのか、設計事務所系など高いデザイン力を持っている会社なのかなど、自分の環境に合わせて選ぶようにしましょう。
ホームページやパンフレットなどに、施工事例や実績が掲載されていることは信頼の証です。
会社のホームページやパンフレットを見て、施工実績や施工事例の紹介、デザインコンテスト受賞など第三者の評価があるかどうか確認してみるようにしましょう。また、自分の理想像に近い施工事例があるかどうかも確認しておくといいでしょう。
施工事例を確認する際には工事の内容だけではなく、対象物件の築年数や工事費用・平米数、工事期間なども合わせて確認しておくようにしましょう。
リノベーションの工事期間中は工事中の物件で暮らすことができないことが多いため、工事期間の長短によってもトータルで必要な費用が変わってきます。
あらかじめ、予算組を入念にしておいて、トラブルが無いように気をつけてみてくださいね。
当たり前のことかもしれませんが、自分が出せる予算の中でいかに理想のリノベーション住宅に近づけてくれるかというのは大事なポイントです。
ですから、細い部分まで打ち合わせをしてくれるリノベーション会社や、詳細な見積もりまで提示してくれる会社を選ぶようにしましょう。
リノベーションで理想のお住まいをゲットするためには、その分細かな打ち合わせが必要です。素材の選択や新たなアイデア、またそれらを予算の中で採算が合うようにプランニングしていかなければなりません。一度切りの打ち合わせで終わる会社・業者ではなく、なんども相談の場を設けてくれたり、丁寧な対応をしてくれる会社を選ぶようにしましょう。
これからも末永く暮らしていく家だからこそ、リノベーションのときだけでなく、その先のアフターサービスも充実している会社を選ぶようにしましょう。
アフターサービスが充実している会社だと、今後のトラブルが起きたときも安心して任せることができます。
長期保証を設けているリノベーション会社もありますので、選ぶ際には保証期間についても確認するようにしましょう。
また、アフターサービスの内容を確認する際には、同時にサービスを受けられるエリアに関してもしっかりと確認しておくことをおすすめします。
アフターサービスはやっているものの、対象地域外だったり、保証期間が異なる場合があります。
リノベーション会社を選ぶ上で押さえておきたい大切なポイントは主に3つです。
それぞれの特長について、もう少し詳しくみていきましょう。
リノベーションの会社を選ぶ際には、まず「住む予定の物件が決まっているかどうか」をもとに判断するようにしましょう。
たとえば、物件がある程度決まっているのであれば、前の章で触れた実績やアフターサービスなどから比較検討するのがおすすめです。
反対に、まだ物件が決まっていない場合は物件仲介もやっている、ワンストップ型のリノベーション会社を選ぶのがいいでしょう。選んだ物件によっては、耐久性や建築法などから思い描いていたリノベーションができないケースもあります。
また、低金利な住宅ローンの利用や今後の工事を進めるスムーズさを考慮しても、物件探しからワンストップで対応できる会社の方が安心といえます。
不動産の仲介・物件探し・プランニング・設計、そして施工までの各フローにおいて、どこまでを自社で行っているかということについても、忘れずに確認しておきましょう。
リノベーションは現状の建物の状態や設計、そして希望の改修内容など、準備から着工までの全てがかみ合って理想の住まいができるものです。
そのため、提携先の企業に依頼するタイプのリノベーション会社には各会社ごとの担当範囲を確認し、フローごとの決定事項を共有してもらうことが大切です。
パーシャルワンストップリノベーションとは設計会社が主導し、提携先の不動産仲介業者やリノベーション業者に施工を依頼する形態です。
提携先の仲介業者や施工業者へとつないでいるため、コンサルティング料・コーディネート料が料金内に含まれるケースもあります。
オールワンストップリノベーションとは、物件探しや設計、施工などの工程を全て自社で行う会社のことを指します。
一つの会社が全ての契約を行うため、契約周りや工事のフロー、全体の見積もりなどが煩雑化しないのが特徴です。
見積もり・費用の相談を柔軟に行えるか、また相談しやすい環境が整っているかということは、リノベーション会社を選ぶうえでもっとも重要です。
まずは自分たちで出せる予算を決めた上で、リノベーションに使える費用の上限金額を提示しておくといいでしょう。予算の中でできる、希望のリノベーション内容を業者の方と話し合って、つどすり合わせるようにするのが理想的です。
リノベーション会社を探す方法は大きくわけて2つあります。
インターネットなどを使い、オンライン上で連絡をするか、実際に店舗に出向いて直接依頼をするかのどちらかです。
どちらかの方法だけが良いというわけではありませんが、事前にホームページ等で実績や施工事例を見て比較検討して、実際の店舗のほうで相談することをおすすめします。事前にチェックすべきポイントは、前の章で触れたように「リノベーション業者の得意分野と希望する施工内容とのマッチング」「実績」「手厚いフォロー体制」「アフターサービスの充実」の、これら4つのポイントに注意して見てみましょう。
ホームページなどから確認できなかった場合は電話などで確認しておくと不安もありません。
LOHAS studioでは、メンテナンス・アフターサービス専門のHandymanの「Handyman」事業部を配備しており、首都圏50店舗の安心ネットワークで、緊急時のトラブルに迅速に対応します。
15,000世帯(2019年3月末)が加入する会員制サービス「LOHAS CLUB」をご用意しているほか、最長10年の工事保証書発行や定期点検以外に様々なライフスタイルをサポートする会員制サービスを提供しています。
また、水まわりや内装のメンテナンス、軽作業など最高56種類の無料作業サービスもご提供しています。
「LOHAS CLUB」は、お電話1本で365日24時間完全サポート。夜間・休日のトラブル・緊急時の応急処置などをサポートします。
詳しくは、LOHAS studioのアフターサービスをご覧ください。
LOHAS studioは、お客様のお家のホームドクターとして、住み良い環境作りのお手伝いをしています。水まわりのトラブルや内装の補修でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。