キッチンは家の中で最も汚れやすく、最も掃除が大変な場所といっても過言ではありません。けれどもキッチンは食べ物を取り扱う為、家の中のどこよりもきれいにしておかなければなりません。
ではキッチン掃除を上手に行うにはどうしたらいいでしょうか。ここではキッチン掃除のポイントをご紹介します。
掃除の基本は「汚れを貯めないこと」。汚れたらサッとその場で掃除をするというのがポイントです。後回しにしていると汚れが蓄積されて落ちにくくなってしまいます。また、レンジ台などの場合は余熱が残っているうちに拭くと汚れが落ちやすくなります。汚れたらこまめに掃除をし、綺麗なキッチンを保つようにしましょう。
日頃から掃除をして清潔な状態を保ちたいところですが、汚れが蓄積してしまって、なかなか落ちない頑固汚れがどうしても出来てしまうものです。こうした頑固汚れは洗剤をつけてゴシゴ拭いてもなかなか落ちてくれません。この場合はつけ置きをしたりぬるま湯をかけ、汚れを浮かしてから吹いてあげることで汚れが落ちやすくなります。一度に汚れを取ろうとするのではなく、何度かに分けて行うのがポイントです。
掃除は上から下へが基本であり、特にキッチンの場合は照明器具や食器棚の中など、キッチンの高いところに置いてあるものはベタベタした油分を含んだ汚れが非常に溜まりやすいです。意外に見落としがちな場所ではありますが、汚れがたまりやすい場所なので、目に見える部分だけでなく、こうした高い場所にあるものを重点的に掃除をすることで、全体的に清潔なキッチンにすることが出来ます。
掃除をする時はもちろん、調理をする際にも窓を開けるなり換気扇を回すなりして、しっかりと換気をするようにしましょう。換気扇が汚れているとしっかりと換気出来ませんので、換気扇はきちんと掃除をするようにしましょう。毎日掃除するのが理想ではありますが、さすがに換気扇を毎日掃除するのは大変かと思います。ですので最低でも数カ月に一度掃除するように心がけましょう。カバーを取り外して分解して洗うようにするといいでしょう。しつこい汚れの場合も付け置きタイプの洗剤を使用し、30分から数時間漬け込むと楽に掃除をすることが出来ます。漬け込んだ後は歯ブラシ等で擦り、最後に水洗いをしっかり乾かすようにします。
キッチンにモノがたくさんあると、それだけで汚く見えてしまいますし、掃除もしにくくやる気が起きなくなってしまいます。収納等を有効活用しキッチン周辺にモノをなるべく置かないようにすことで、掃除もしやすくなり清潔に保ちやすくなります。また、モノが無くなることで通気も良くなりカビ予防にもつながります。