A3:地震保険は損保会社と政府が共同で運営している公共性の高い保険です。
地震保険は、「地震保険に関する法律」に基づき、政府と損害保険会社が共同で運営する公共性の高い保険です。地震保険では、大地震による巨額の保険金の支払いに備えて政府がバックアップしています。
補償内容
地震保険では、地震、噴火、津波で建物や家財が次のような被害を蒙った場合に保険金を支払います。
1)地震により火災(延焼を含む)が発生し、家が焼失した。
2)地震により家が倒壊した。
3)噴火により家が損壊した。
4)津波により家が流された。
5)地震により家が埋没した(火災保険+地震保険)。
地震保険の契約
地震保険は単独では契約できません。火災保険にセットして契約する必要があります。火災保険の契約期間の途中でも地震保険の契約ができます。
地震保険は建物と家財のそれぞれで契約します。契約金額は、火災保険の契約金額の30~50%の範囲内です。
なお、建物は5.000万円、家財は1.000万円が契約の限度額になります。
出所:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合著、書籍「地震でも安心な家」より